ジョナサン・レイはカタルーニャ戦のレース1では4位を獲得。スーパーポールレースでは短縮されたレースの中で優勝、再びチャンピオンシップリードを取り戻したが、レース2ではマシンのフィーリングに苦戦。6位まで順位を落とし、トプラック・ラズガトリオグルにチャンピオンシップにおけるリードを渡す形となった。今までは安定感ある強さを発揮していたジョナサン・レイだが、今年はいくつ各線をする場面が増えてきており、トプラック・ラズガトリオグルとのチャンピオンシップ争いも毎回激しさを増している状況だ。[adchord]
レース1 4位ジョナサン・レイ
「レース開始10分前に雨が降ってくるような厳しい状況のレースでした。フルウェットだった序盤はとてもいい感じで走行出来ました。スタートは最悪ながら、1周目の終わりには多くのライダーを抜いてトップに立つことができました。今週末はウェットで走っていなかったので、セットアップのことも含めて少し緊張しながらの走行でした。ウェットセットアップのバイクながら路面に水が溜まっておらず、3、4周で雨が止み、気温が上がってくると苦戦をしました。加速時はマシンがタイヤにただ乗っている状況でスピニングが発生してしまっていました。ブレーキングのフィールは良かったものの、トプラックとバッサーニが来た時に、彼らのほうがトラクションがあることは明らかでした。今シーズンで最も苦戦した4位のひとつですね。」
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スーパーポールレース優勝/レース2 6位ジョナサン・レイ
「スーパーポールレースではバイクのセットアップがとても良かったです。チームは週末を通してセットアップを変えていましたが、トプラックとの戦いはとても楽しかったですし、短縮されて5ラップになってレースでは良いリズムで走行出来ました。週末全体ではレース1、2共にポテンシャルを発揮出来ず難しい週末でした。レース2ではスタート直後からブレーキングエリアでマシンを止めるのに苦労しました。金曜日にシミュレーションを行い、フィーリングは良かったんですが、14周目あたりからペースが落ちてしまいました。いずれにしても、今日はレース中盤のペースが最悪で、バイクを自在に操ることが出来ませんでした。もっと競争力を高めることができたと思いますから、その状況には驚きましたし、失望もしながらのレースでした。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)