ファビオ・クアルタラロとヤマハ・ファクトリーレーシングMotoGPチームは、2024年まで契約を延長した。
ファビオ・クアルタラロはヤマハのファクトリーチームのライダーとして2年目。素晴らしい成績と安定感を発揮しており、昨年はファクトリーチームでの1年目にMotoGPクラスでタイトルを獲得している。なお今年についても現在のチャンピオンシップをリードしている。
ファクトリーライダーとしては2021年から現在までに6勝、14回の表彰台を獲得している。サテライトチームでの2年間では3勝、10回の表彰台を獲得した。またYZR-M1を操縦して16回のポールポジション、38回のフロントローを獲得している。[adchord]
彼のような特別なライダーには簡単に巡り合えない
リン・ジャービス ヤマハ マネージングディレクター
「ファビオが2023年以降もモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)で参戦することを嬉しく思います。昨年彼をファクトリーチームに迎え入れたのは、彼が特別な才能を持っていると感じたからですが、彼は我々の期待を上回る活躍をしてくれました。」
「彼のような特別なライダーには簡単に巡り合うことは出来ません。彼は2019年と2020年にサテライトチームでその才能とスピードを発揮していました。しかしファクトリーチームにステップアップした時、彼はさらにライダーとして成長、成熟していきました。」
「ファビオと共に過ごした1年半で、すでに私達は6勝、14回の表彰台、6回のポールポジション、2021年のタイトルを獲得しています。これらの結果はライダー、クルー、エンジニア、そしてすべてのチームスタッフが、ポジティブな “can-do”のスピリットで協力した結果です。」
「今後もファビオは常に100%の力を発揮してくれるでしょうし、ヤマハも同様にMotoGP世界選手権のタイトルを獲得出来るよう、開発に投資してくれると確信しています。」[adchord]
この契約は大きな決断だった
ファビオ・クアルタラロ
「さらに2年間、ヤマハと共に参戦出来ることを本当に嬉しく思っています。ヤマハからMotoGPに参戦すること、ファクトリーチームに移籍することは何も悩むことはありませんでした。」
「ヤマハは最初から信頼してくれていましたし、これは決して軽んじることのできないものです。しかし、今の段階での新しい契約は大きな決断でした。自分自身キャリアのなかで最高の状態ですから、この決断には時間が必要でした。」
「ヤマハのMotoGPプロジェクトを信じていますし、ヤマハは本当に大きなモチベーションを持っていると感じています。今後も共に歩んでいくことが正式に決定したことで、これからは今シーズンに完全に集中することができます。」
「最後に、いつも助けてくれ、応援してくれる周りの人、そして応援してくださるファンの皆さんに「ありがとう!」と言いたいですね。」
(Photo courtesy of yamaha, michelin)