風邪を引いており、FP3以降は苦戦するかもと話していたマルク・マルケスは、予選でもスピードを発揮して2番手となった。何よりも重要なのは火曜日のテストであるとしながらも、2022年最後のレースで表彰台を獲得するためにプッシュをしていきたいとのこと。[adchord]
良い形で2022年を終えたい
マルク・マルケス
「風邪を引いているのでいつもと同じエネルギーはありませんが、ホームGPですからベストを尽くしました。昨日はリズムを掴むためにかなりリスクを冒して走行しました。今日は2本目のタイヤのグリップが1本目より良くて、そのおかげでタイムを出すことが出来ました。」
「明日は表彰台を目指しています。ここでは表彰台を狙うためには1列目、2列目スタートが重要です。明日は体調次第ではリスクを取って走ることが出来ると思います。最終戦を楽しみたいですね。」
「フィジカルコンディションに関しては、腕の状態は本当に良くなっています。復帰後のレースで徐々に回復を続けてきました。時には無理があるスタイルでのライディングになることもありますが、ラップタイムは出ています。ホンダは特にフロントのフィーリング改善に力を入れています。」
「実施ラップタイムは出ているものの、コントロール下にある感覚はありません。明日はしっかりとアタックして行きたいと思います。時には望まない結果になることもありますが、失うものは何もありませんから。いずれにしてもコントロールして表彰台を目指していきます。」[adchord]
「難しく厳しいシーズンでしたが、正しい判断をしてきたと思います。シーズン序盤は苦しいレースばかりでしたが、最終戦でフロントローからレースが出来ています。しかしこれはあくまで1ラップの話です。レース全体でこのスピードを発揮するには作業を続ける必要があるんです。」
「現時点ではラップタイムを出すためにバイクと戦っています。ただ、最も重要なのはスピードがしっかりとあることです。明日は2022年を最適な形で終えて2023年を良い形でスタートしたいですね。明日は重要ですが、最も重要なのは火曜日のテストです。来年チャンピオンシップ争いをするのであれば、この冬が本当に重要なんです。」
(Photo courtesy of michelin)