ターン4での転倒がリズムを崩すも、午後には手応え
マルコ・ベッツェッキはバレンシアGP初日、午後に向けて確かな前進を感じていた。特にフロントのフィーリングは改善の兆しを見せていたが、ターン4での転倒がその流れを断ち切った。ペドロ・アコスタの背後を追う中での小さな判断ミスが大きな代償となったが、チームの迅速な対応で2回目のタイムアタックに復帰。ライディングとセットアップの修正が功を奏し、好感触を取り戻した。

転倒の原因とアコスタとの駆け引き
「悪くない1日でしたが午後に前進が出来ました。特にフロントのフィーリングが改善していきましたが、ターン4で転倒をしてしまいました。ブレーキングが少しタイミングとしてずれました。あのコーナーでは小さなミスが転倒につながります。チームがしっかりとバイクを直してくれて2回目のタイムアタックに備えることが出来ました。彼らのおかげで助かりました。」
セッティング変更が奏功、手応えある走行に
「序盤はペドロが後をついてきましたけど、自分も彼の後を追ってみました。ペドロの後を追いながらターン4で転倒しましたけど、あれは良いチョイスではなかったですね。ライディングとバイクのセッティングも変更したことでフィーリングが良くなりましたね。」
チームへの信頼と、接近戦が予想される決勝日へ
「自分のボックスのメンバーは本当によく仕事をしてくれます。200%と言えるでしょう。彼らのためにも結果を出すことが出来て嬉しいです。明日はペドロが速いでしょうがアレックス、ディッジャ、フランキーもスピードがあります。自分もミスをしなければという感触ですが、このトラックは皆が接近しています。しっかりと前進していきたいですね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。