
幾度の挑戦を越えて掴んだ表彰台
これまで幾度となく届きそうで届かなかったオースティンでの表彰台を、ホルヘ・マルティンはついに現実のものとした。未知数だった週末の立ち上がりから着実にリズムを築き、前日の勝利に続いて決勝では2位を獲得。序盤から優勝争いに加わりながらも、前を走るライバルの背後での判断が結果を左右したと振り返る。ブレーキのオーバーヒート、あわや転倒といったトラブルを乗り越え、冷静さを取り戻して走り切ったレースは、限界の中で競争力を示す内容となった。
ホルヘ・マルティン
「ここで表彰台を獲得できることがチャンスは何度かありました。2021年、2022年もチャンスがありましたが達成できませんでした。木曜日はどうなるかわかっていませんでしたし、オースティンは完全に今までと異なるトラックですからね。今までのベースを元にして良い形でレースができました。昨日優勝、今日は2位と素晴らしい内容でした。最後まで優勝争いができましたが、少し戦略を間違えました。マルコとアコスタの後ろで走行していましたが、前に行くべきだったかもしれません。左腕が完全に疲れ果ててしまったので、急速が必要ですね。」
「COTAはいつもドラマがあります。昨日は自分がウイリーで転倒してしまいましたし、今日はマルコとアコスタが接触して2人とも転倒すると思っていたんです。ブレーキをして彼らを避けようとしていました。自分もターン1でブレーキをオーバーヒートさせてしまいミスをしてしまいました。その後は落ち着いて走行していったんです。マルコは信じられないくらいスピードがありました。可能な限りプッシュしましたが、2位が今日のベストでしたね。」
「今日は非常に危ない場面もありました。アプリリアに大きな自信を感じて走行している中で限界がわからなくなっていました。こういう状況の時は自分に競争力があるときです。フロントを失った時に足がリアタイヤに踏まれなくてラッキーでした。なんとかバイクの上にとどまることができたので、レースを終えることができました。ポイント獲得が何よりも重要でしたからね。」
「自分にとってはオースティンとヘレスがカレンダー上で相性が悪いと思っていました。ヘレスでもトップ5が目標です。今日のようじ戦闘力を発揮したいと思います。パフォーマンス、マルコと協力すること、ポイントを獲得することに集中していきます。ル・マンやムジェロのようにアプリリアにとって相性が良いトラックが続いていきますから、そうした局面でプッシュしていきます。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。