ホンダ昇格へ着実前進 モレイラのルーキーイヤーが示す成長

LCRホンダのディオゴ・モレイラが、MotoGPルーキーイヤーで目覚ましい成長を見せている。開幕8戦の結果はホンダの投資を正当化するものであり、2027年のファクトリーチーム昇格に向けて最有力候補の位置につけている。

モレイラは昨年11月のバレンシアGP後テストでRC213Vに初めて乗って以来、一貫して右肩上がりの軌跡を描いてきた。リアグリップに乏しいことで知られる難しいマシンながら、22歳の若者は驚くほど速く適応し、今では自らバイクに本当の快適さを感じると認めるまでになった。

直近2戦のイタリアとハンガリーではいずれも直接Q2進出を果たし、ムジェロでの10位に続いてバラトンパークでは6位という印象的な結果を残した。この結果、選手権ランキングは16位で、15位のファビオ・クアルタラロにわずか1ポイント差と迫り、ホンダ勢では2番手につけている。

また、今シーズンの転倒はわずか3回にとどまっており、クアルタラロとラウル・フェルナンデスの2回に次ぐ少なさだ。ホンダはブルノでの今週末のレース後に行われる月曜テストにモレイラを起用せず、ジョアン・ミルとルカ・マリーニに850ccプロトタイプを評価させる予定だが、その2人はいずれも2027年以降のプロジェクト継続が見込まれていない。一方、ホンダはMoto2でアスパーから参戦中のダビド・アロンソとの事前合意を抱えているが、肩の負傷を抱えながらも表彰台未獲得でランキング6位にとどまるアロンソを、クアルタラロの隣のファクトリーシートに即座に置くことが最善策かどうかは疑問視されている。

ディオゴ・モレイラ

「一歩一歩、着実に進歩していて、物事はかなりうまくいっています。バイク自体というよりも、自分のライディングスタイルで何かを見つけることができました。バイクの上でより落ち着いて、スムーズさに集中することがすべてでした。レース後にバルセロナで行ったテストはとても助けになりました。」

「ボスたちはガレージに何度も顔を見せに来てくれています。彼らが満足しているなら、それは自分たちが正しいやり方をしているということなので、自分のモチベーションになります。シーズンの最初からずっとボックスに来てくれているんです。」

「ホンダのトップライダーであることは自分にとってとても大きな意味を持っています。正直に言うと、それが自分の第一目標であり、チームの目標でもあります。なぜなら、最も公平な比較は常に同じバイクに乗るライダーとの比較だからです。」