シーズン後半まで散々なシーズンだったスズキですが、2018年のスタートも2人揃って胃腸炎という形で幸先の良いスタートとはなりませんでした。特にエンジン開発に関しては2017年シーズンの不調の現況ですので、今年こそは良い形で開発を進めて欲しいところ。とは言え、2018年シーズンはエンジン開発、テスト回数などの優遇処置を受けることになりますので、若干の遅れは取り戻す事が出来るでしょう。しかし同様の優遇処置を受けるKTM、アプリリアには1日分追いつかれたとも言えるでしょう。

ダヴィデ・ブリビオ

「残念ながら2018年シーズンを良い形でスタートすることが出来ませんでした。昨晩ライダー達はウイルスに苦しみ全く眠れなかったんです。どうやら胃腸炎にやられたようです。ですから今日のテストには参加出来ませんでした。今日は色々とテストする内容があったので残念です。特に2018年型のエンジンと前回テストで使用した進化版のシャーシがあったんです。今晩彼らが回復出来れば明日テストが出来るでしょう。来週はヘレスで3日間テストがありますから、ここでテスト出来なかった内容をテスト出来ます。難しいシーズンの後にリスタートを良い形でしたいと思っていたので残念です。いずれにせよ、将来に関してはポジティブだと考えています。」

<suzuki racing プレスリリース>