マルク・マルケスは怪我からの復帰後初ライドとなったセパンテスト初日にトップタイムを記録しました。ドライコンディションとなったセパン・インターナショナル・サーキットにおいて、レプソルホンダチーム、マルク・マルケスはすぐさまにトラックでの走行を開始しました。
冬の間、激しい闘いが続くMotoGP世界選手権で戦うため、RC213Vには数多くの新しいパーツが開発され、複数箇所に手が加えられました。今日のトラックコンディションによって、マルク・マルケスはRC213V、彼自身の肩のコンディションを確認することが出来ました。
現地時間14時前からのライディングに関わらず、マルク・マルケスは1’59.612という最速タイムを記録。早めに走行を切り上げたマルケスは理学療法を受け、セパンテスト2日目に備えて体を休めました。マルケスはこの日、アレックス・リンスを0.259秒上回りトップでテストを終えました。オフィシャルテストライダーであるステファン・ブラドルは61周を周回、この日9番手でテストを終えました。
マルク・マルケス
「長い冬休みの後に、こうしてバイクに乗れることが嬉しいです。ただもう少し良い走行が出来ると予想していました。まだフルパワーでの走行は出来ていません。1周、2周は全力で走ることが出来るんですが、ライディングスタイルを少し変更する必要がありましたね。」
「今日は早めに走行を切り上げて明日に備えて体を休めることにしました。まだテストは2日間ありますし、これからフィーリングをしっかりと確認していくことになります。ホンダはこの冬に懸命に作業を進めてくれ、今回のテストでいくつか新しい内容をテストしました。ただ、テストリストは膨大なんです。」
「最も重要なテストを最初に進めましたが、バイクは既に良い状態にあります。ただ、カタールまでにやるべきことは沢山ありますね。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)