ブルノでは素晴らしい記録達成を祝ったマルケスだが、その記録よりも今はチャンピオンシップ争いこそが重要と語る。ホルへ・ロレンソがDucatiに戻るのでは?という噂に関しては、あと1年契約があるという事実にのみ集中している様子。

マルク・マルケス

「月曜のテストはグリップレベルも高くて良いテストが出来ました。逆にグリップが良すぎることで良い形に見えることもありますけどね。ここは一度も優勝していませんが、好きなレイアウトです。今年は優勝を狙っていきますが、Ducatiだけでなく、ヤマハ、スズキも今年は戦闘力が高いと思っています。」

「ブルノで積み重ねたような記録、優勝も大事ですが、チャンピオンシップが一番大事です。改善して良い方向に向かっているという実感がありますから嬉しいですね。周囲の状況にあまり左右されずに進んでいきたいですね。」

「ホルヘに関しては色々な噂がありますけど、彼はあと1年ホンダと契約があることが確かなことです。ホルヘはホルヘで、ただの偉大なライダーではなくチャンピオンです。チャンピオンライダーにはチャンピオンバイクがふさわしく、彼はホンダでもそのバイクのポテンシャルを発揮することが求められます。」

「彼にはエゴも野望もあるでしょう。HRCのようなチーム、プロジェクトに参加したということは、そこで優勝したいから、チャンピオンシップ争いをしたいからであって、それが事実だと思いますね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)