ペトロナスヤマハのフランコ・モルビデッリは12月13日〜15日にかけて開催となるFIM世界耐久選手権、セパン8時間耐久レースに参戦する。フランコ・モルビデッリは鈴鹿8耐の優勝ライダーであるマイケル・ファン・デル・マーク、地元のヒーローであるハフィズ・シャーリンと共に、 YZF-R1でライディングする。

レース自体は2輪と4輪のダブルヘッダーとなるレースで、FIM世界耐久選手権と、FIAワールドツーリングカーカップが併催される。これは2020年のマレーシア政府観光局が推し進めるビジットマレーシア2020の一貫でもある。

ラズラン・ラザリ

「セパン・レーシングチームとしてセパン8時間耐久レースにエントリー出来ることが楽しみです。このイベント、そしてこの国際的なチームほどマレーシア政府観光局のビジットマレーシア2020をサポート出来るものはありません。このイベントではEWCとWTCRが共同開催となる初のレースで、2輪と4輪のスポーツイベントが同じトラックを共有するんです。マレーシアで開催されるこのレースは、真にマレーシアの国際色のアピールとなるでしょう。フランコ、マイケル、ハフィズ、そしてYARTを信頼していますし、このイベントで表彰台の頂点を目指します。」

フランコ・モルビデッリ

「耐久レースというフォーマットでどういった走りが出来るか楽しみです。普段のレースとは全くことなるフォーマットで面白いですよね。ラズランから誘われた時は”もちろん!”と思いました。ヤマハとセパンレーシングチームのコンビネーションは強力なパッケージとなるでしょう。それに再び市販バイクでレースするというのも面白いですよ。12月にバイクに乗るのは体をベストな状態に保つという意味でも最高です。R1では今までもトレーニングしたことがありますから、R1がどのような感じなのかということはわかっています。しかし耐久レーサーというのは全く異なる乗り物なのだという想像はしています。12月のマレーシアで過ごす休暇もまた楽しみにしています。」

(Source: sepangracingteam)

(Photo courtesy of sepangracingteam)