ミサノではあと少しで優勝を手にすることが出来たファビオ・クアルタラロ。あと一歩マルケスに及ばなかったが、現在最強の選手とバトルをすることで、着実に多くを吸収しているはずだ。MotoGPクラスで優勝する日も遠くないだろう。

ファビオ・クアルタラロ

自分にとってミサノはキャリア最高のレースでした。アラゴンではビニャーレスが2017年にポール、バレンティーノもフロントローを獲得しています。バイクに合っているでしょうし、自分も好きなトラックです。いつものように100%を尽くします。」

「今年はまずはルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目指してきました。昨年は良い1年ではありませんでしたし、セパンテストではバグナイアが2位を獲得、彼との差は1秒以上あったんですが落ち着いていました。」

「チームと共にステップ・バイ・ステップで進んできてカタールで準備を整え、それ以降は常にトップライダー達から学んできました。ポールポジション、フロントローを獲得出来るなんて思っていませんでしたし、表彰台も4回獲得していますが、ルーキーであることは変わりませんし、全てが新しいトラックですから落ち着いていきたいですね。

「ヤマハの強みはコーナリングスピードで、ホンダ、Ducati、スズキとも強みは異なります。自分の場合は誰かの後ろを走るのではなく、自分1人で走ったほうが楽に走ることが出来ます。ミサノではホンダがターン12、13のブレーキングが強力で、自分がターン11で速い状況でした。ターン13は毎回限界でしたが、またマルケスとバトルをして、いつか彼に勝ちたいですね。

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)