クアルタラロ、新型V4マシンに手応え見いだせず
ファビオ・クアルタラロはバレンシアでのテストを終え、ヤマハの新型V4マシンに対してはまだ明確なベースセットアップが見つかっていないと語った。午前中はV4の走行ができず、午後に少し作業を進めたものの、方向性をつかむには至らず。エンジニア陣には冬季開発の進路を見極める責任があるとしつつ、自身もできる限りの対応を模索していく構えだ。明日は新しいシャーシのテストが予定されているが、バイクの大きな変化は感じられず、ベースセット確立に向けてさらにペースを上げる必要があると強調した。

午後に限定的な作業も、課題は山積
「V4のM1に関しては明らかにベースセットを見つける必要がありますね。残念ながら今朝はV4を試すことが出来ませんでしたが、午後は少し作業ができました。現状はベースセットがありませんので、まずはそれを見つけることが必要です。エンジニアにとっては冬の間に開発を進める方向を見極める必要がありますが、できることを考えていきたいですね。」
シャーシ変更にも大きな変化感じず
「明日は新しいシャーシを試しますが、バイクは以前から大きく変わったとは感じません。ベースセットアップを見つけるためのペースを上げる必要ありますし、明日どのような作業ができるかが非常に重要です。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。