開幕戦フィリップアイランドでポールポジションを獲得したトム・サイクスは、予選で感じた好感触、そしてバイク、チームの状態から今年はトップ4を狙えると語る。しかし、レースの中でもう少し安定感が出てこないと表彰台は難しいだろう。

トム・サイクス

フィリップアイランドでは予選ポールポジションを獲得しましたが、予選タイヤを履いた時はまさにオンザレール感覚でした。予選であそこまでのスピードを苦もなく発揮出来たということは、レースに向けて良い形でつなげることが出来ますし、更に時間をかけていけば、今後も良い位置で走行出来るでしょう。」

「冬季テストは素晴らしい成果でしたし、しっかりと予定したプログラムを消化しました。S1000RRのレースセットアップは非常に素晴らしいもので、レースにおいてより高いポテンシャルを発揮出来ると思います。」

今年は優勝出来るレースもありそうですし、よりコンスタントに表彰台を狙えるでしょう。年末にどのような成績でいるかはわかりませんが、予選タイヤを履いてフィリップアイランドで証明出来たように、このバイクは素晴らしい性能も持っていると思います。今年はトップ4を目指していきます。」

「まずバイクのエンジンキャラクターが自分のライディングスタイルに合っています。もちろん更にパワーを求めていますが、これには時間がかかるでしょう。WSBKではエンジンに回転数制限がありますから、色々と理論的に考えて進める必要があります。」

「スタッフな皆素晴らしい働きをしてくれていますね。エンジンパワーをもう少し、あとはシャーシの性能が少し上がってくれば良いと考えています。」

(Source: BMW)

(Photo courtesy of BMW)