スペインGP初日に総合1位を獲得したのはマルク・マルケス。初日に今シーズン初めての転倒を喫したが、RC213Vについては限界の把握のためには転倒して理解していくしかないと語る。
マルク・マルケス

RC213Vで限界を掴むのは難しい

マルク・マルケス

「今日は水曜のベースから作業を進め、多少変更を加えています。ライバルは高い戦力がありますが自分達も戦力があると思います。RC213Vは限界を把握するのが非常に難しく、それを学習するのが難しいバイクです。これは昨年もホルヘに話したことですが、限界を掴むためには何度も転倒する必要があるバイクなんです。」

「ミシュランの新しいリアタイヤによる優れたグリップがあればコーナー立ち上がりに役立ちますが、コーナーエントリーではフロントをよりプッシュすることになります。リアグリップが改善するのは、リアタイヤにより依存するヤマハやスズキにとって有利です。ホンダはその辺りのセットアップを調整しているところです。」
マルク・マルケス
「今日の転倒に関してはほとんどプッシュしていませんから妙な転倒でした。幸運にもバイクを起こして走り出すことが出来ましたけどね。今日の最速タイムは現行型のシャーシとエンジンによるものです。長い間バイクに乗っていませんでしたし、バイクのフィーリングは最高とは言えませんから、まずは現行型で作業を続けるほうが良いでしょう。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)

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