リンスは素晴らしい走りでQ1からQ2進出するも、Q2セッション後半に転倒。クリニカモバイルの診断によると右肩を脱臼し骨折した。ヘレス病院に転送された後、MRIによる詳細な診断の結果、右上腕骨頭の骨折、隣接する筋肉の断裂が確認された。その他にも筋肉の浮腫が確認された。この怪我でリンスはスペインGPを欠場すると考えられる。来週のアンダルシアGP、8月のチェコ、オーストリア戦についても厳しい状況だ。
ターン11で突然フロントを失った
アレックス・リンス
「ターン11でバイクのフロントを失いました。なんとかこらえようとしたものの不可能だったため、ランオフエリアでバイクの速度を落とすことにしました。残念ながら転倒して怪我をしてしまい酷い痛みを感じています。クリニカモバイルの診断、そして病院で怪我を確認しましたが、現時点では明日のレースに出場出来るかわかりません。今は休んで回復を優先したいと思いますが、明日の朝、医師が最終的な決断を下すことになります。」
(Source: suzuki-racing)
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