マルク・マルケス 2020年は復帰せず、2021年に100%の状態での参戦を目指す

マルク・マルケス

マルク・マルケスの復帰は2021年シーズン

マルク・マルケスとレプソル・ホンダは、2020年のMotoGP世界選手権には参戦せず、2021年シーズンからの復帰を目指すことを明らかにした。マルク・マルケスは2021年に向けて腕の状態を100%にするべく、ホンダ、チーム、ドクター達と協力していく。

マルク・マルケスが上腕骨を骨折したのは7月のヘレスGP、一般的に骨折部分がある程度固まるのは4〜6週間、完全に骨が繋がっていくのが3ヶ月程度と言われている。しかしマルクの場合、その翌週のアンダルシアGPに強行出場、その後自宅療養中に骨に接合していたプレートが破損、再施術を受けている。
マルク・マルケス
再手術からカウントすると、11月時点ではまだ3ヶ月。プロライダーの復帰タイミングとしては遅いと判断されるかもしれないが、一般の感覚からすると、骨折〜手術からまだ3ヶ月しか経過していない。

今シーズンは7月開幕の11月最終戦という超短期スケジュールのため、今の時点で復帰してもチャンピオンシップ争いにおいて何のメリットもないことは言うまでもなく、復帰タイミングと予想されていた最終戦のポルトガルGPは、MotoGP初開催のトラックだ。

アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェは高低差が激しくジェットコースターと形容されるトラックだけに、腕にかかる負担が尋常ではないことも、2020年シーズンの復帰をマルクとホンダに諦めさせた要因だろう。
マルク・マルケス
マルク不在によって、2021年型RC213Vの開発に関しての不安は増すが、マルク不在の分だけシーズン中に中上 貴晶やアレックス・マルケスへのHRCのサポートが増えるであろうことは、両選手のさらなるステップアップにはプラスとなる。

特に中上 貴晶に関しては、カル・クラッチローが来季ホンダを離れるだけに、2021年型RC213Vの開発において重要な役割を果たす可能性も高い。

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)