世界耐久選手権(EWC)に新たに2つスケジュール変更が加わった。当初4月に予定されていた世界耐久選手権(EWC)開幕戦のル・マン24時間耐久ロードレースは、6月12日、13日に無観客での開催となり、これを受けてオッシャースレーベン8時間耐久ロードレースについては5月23日開催が難しくなった。オッシャースレーベンについては夏ごろにレースを行う方向で調整中となる。なお、オッシャースレーベンの開催日程がずれたことで、当初開幕戦だったル・マン24時間が再び開幕戦となることが決定している。
フランス西部自動車クラブ ピア・フィヨン
「コロナ危機当初から我々の主な目的は可能な限りレースを開催するというものでした。これは競技者にとっても、彼らのパートナーにとっても、選手権にとっても重要なものです。そしてそれは無観客での開催となったとしても変わりません。無観客で延期日程で開催となる今回のレースを、全力で素晴らしいものにしたいと考えています。」
ユーロスポーツイベント フランコイス・リベイロ
「ル・マン24時間の新日程は、世界耐久選手権(EWC)にとってもチームにとっても重要です。ユーロスポーツイベントは、この無観客開催となるレースを全力でしっかりと放映していきます。フランス、そして世界中のファンにとってもエキサイティングなレースとなるはずです。また、ドイツで開催予定のオッシャースレーベンの新日程に調整についても全力を尽くします。」
FIM ホルヘ・ビエガス
「フランス西部自動車クラブ、オッシャースレーベン、ユーロスポーツイベント、そして各ステークホルダーの支援に感謝いたします。オッシャースレーベン8時間耐久をすぐに開催出来るようになることを祈っています。また、6月開催となったル・マン24時間耐久の開催が待ちきれません。多くの登録チーム達は忘れがたいル・マン24時間耐久ロードレースをもうすぐに迎えることが出来るでしょう。」
(Source: EWC)
(Photo courtesy of EWC)