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ポルトガルGP NTS RW Racing GP公式練習 1、公式練習 2

第3戦ポルトガルGP初日、NTS陣営は着実にスタート

2021年のMoto2世界選手権は戦いの舞台を欧州大陸に移し、いよいよこれから本格的なヨーロピアンラウンドが始まります。その端緒となる第3戦はポルトガルGP。戦いの舞台は同国南部のアウトドロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベ。ポルティマオという街に近いことから、一般的にはポルティマオサーキットと通称されています。

走行初日の金曜日は午前と午後にそれぞれ40分のフリープラクティス(FP)を実施。NTS RW RacingGPのハフィス・シャーリンは、午前のFP1で堅実な走り出しを見せて25番手。午後のFP2では前進を見せて朝のタイムを0.806秒短縮し、ポジションアップにも成功しました。一方、欠場しているバリー・バルタス選手の代役として今回がMoto2初走行のフレイザー・ロジャースは一日のセッションを慣熟と学習に費やしました。
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Moto2クラスとNTSマシンの特性への理解を進め、午前から午後にかけて0.960秒もラップタイムを詰めています。明日土曜の走行は、午前のFP3に続き、午後にグリッド位置を決める予選を実施します。

ハフィス・シャーリン選手(ゼッケン55)


(FP1-25番手 FP2-24番手 総合24番手)
「初日の金曜は、カタールからしっかりと前進を果たすことができた。今日のプラクティスでは大きなグループについて走ることができたので、明日以降もしっかりとセットアップを進め、ラップタイムを詰めて行く良好な手応えと自信を掴むことができたよ。今日のセッションで得た内容をじっくりと振り返って、明日以降の走りに備えたい。このサーキットは攻略の難易度が高いけれども、今日はとてもいい一日だったので、明日もチーム全員で力を合わせて実りのあるセッションを積み重ねていくよ」

フレイザー・ロジャース選手(ゼッケン89)


(FP1-30番手 FP2-30番手 総合30番手)
「今日は、Moto2のバイクで初めて走行するというとても貴重な経験の第一歩になった。ダンロップタイヤをはじめ、なにもかもが初めて経験することばかりなので、たくさんのことを吸収したいと思っている。チームも懸命に僕を支えてくれているので、がんばって皆の努力に応えたい。ブレーキングを良くしていけば、他の部分では皆についていくことができそうな感触があるんだ。チーフメカニックをはじめ、スタッフ全員と気持ちをひとつにして、明日以降のセッションでもしっかりと成長していくつもりだ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

knbn

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