昨年は存在感を発揮したKTMだったが、今年は昨年の成績の延長線上で予想したようなシーズンにはならなかった。2022年はフランチェスコ・グイドッティを迎えて、2021年の反省を踏まえさらに強力なシーズンとしたいところだ。
思っていたより厳しいシーズンだった
ブラッド・ビンダー
「今シーズンは大きな挑戦でした。浮き沈みがあるシーズンでしたが、思っていたよりもずっと厳しいものでした。昨シーズンを終えたことで、今年はより多くの準備をして臨めると思っていたんですが、実際には準備が少し遅かったと言えるでしょうね。」
「今シーズンにできる限りの仕事をしてきたと思いますし、改善の準備はできていますが、現実は思った以上にタフでしたね。まだまだ改善が必要ですし、前進していく必要があるでしょうね。」
「今シーズンの初めの頃は思うようなライディングができず、ミスも多かったんですが、後半になってからは少しずつではありますが、自分のライディングが良くなり、最大限の力を発揮することができるようになりました。今年のステップには満足しています。」
「今年カタールに到着する前は、大きな期待を寄せていましたが、期待を裏切る結果となりました。理由や状況を理解することは困難でしたが、今年の後半は、どこを改善すべきか自分たちの弱点と強みを見つけることができたと思います。」
（Source: KTM）
（Photo courtesy of KTM, Michelin）