2022年型は全く異なるコンセプト
アレックス・マルケスはMotoGPデビューとなった昨年、表彰台を獲得するなど活躍したが、今年はトップ7に入ったのは2回だけ、半分以上のレースをノーポイントで終えており、ランキングは16位に沈んだ。チームメイトの中上も苦戦を続け、ランキングは15位となっている。
大きな問題はホンダ選手が口々に語るリアグリップの不足で、2022年型は抜本的な解決を目指して新しいプロトタイプとして登場している。
アレックス・マルケス
「2022年はエキサイティングな1年になると思います。ホンダはバイクを全く異なるコンセプトに仕上げてきました。ヘレスで試しましたが、今まで乗ったことがないバイクという感触でありながら、ラップタイムは非常に良くライディングも快適でした。優れた部分もあれば改善が必要な部分もあります。しかし理解をふかめて行く必要がありますし、多くの作業が残っています。しかしラップタイムが良い事自体はポジティブですね。2022年はより安定してトップ8付近で走行することです。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)