FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)オランダ戦のトップ争いで発生したトプラック・ラズガットリオグルとジョナサン・レイの接触。

この接触はバトルの中でトプラック・ラズガットリオグルがターン1でややワイドになり、2位ポジションでイン側を進入したジョナサン・レイと接触して発生した。両者にペナルティ等は発生していないが、3位を走行していたアルヴァロ・バウティスタも巻き込まれかねない接触となった。

両者の言い分は食い違うが、様々な角度からの映像を見てもトプラック・ラズガットリオグルはコース外には出ておらず、たしかにレーシングラインを走行していたように思える。[adchord]

ジョナサン・レイ

「フラストレーションが溜まります。ターン1でトプラックは完全にブレーキをミスして、縁石の上まで使ってトラックの外に出まいとしていました。その時点の彼のスピードは本当に遅かったんです。自分は通常のレーシングラインで走行をしていました。」

「通常、背後に誰かいることがわかっていたらそんなことはしないわけですが、トプラックは普通にコースに復帰しようとしたんです。レーシングアクシデントと言えばそうですが、自分はレーシングラインを走っていました。彼の走行によって自分もそうですが、彼自身のレースも終わってしまったんです。」[adchord]

トプラック・ラズガットリオグル

「ターン1でハードにブレーキングをしてワイドになってしまいました。しかしトラックの外には出ていません。自分もまたレーシングラインで旋回をしていました。縁石には乗っているもののレーシングラインを外した走行ではありませんでした。」

「ラインの内側に戻っていったわけでもなく、ジョニーのバイクが凄い勢いで迫ってきて接触したんです。自分もこれはレーシングアクシデントだと考えています。ジョニーは自分が外側にいるのをもう少し注意深く見るべきでした。自分はワイドになったもののレーシングラインで走行していたんですから。」

「ジョニーはしっかりと状況を確認せずにスロットルを開け、接触したんです。ジョニーはSBKの伝説的なライダーですから、こんな種類のミスをするは思っていませんでした。ですから接触したのが彼だったので驚いています。」

(Photo courtesy of worldsbk)