フランスで開催されたFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)マニクール戦のレース1は大波乱のレースとなった。チャンピオンシップ争いをしているジョナサン・レイ、トプラック・ラズガットリオグルの両名が単独転倒し、チャンピオンシップポイントを失い、チャンピオンシップリーダーのアルヴァロ・バウティスタが優勝してリードを拡大した。

ジョナサン・レイは2周目にトプラック・ラズガットリオグルの後ろで2位走行中に2個目のシケインで転倒。マシンは芝生を滑走した際に左側のハンドルバーにダメージを受け、ジョナサン・レイはピットで応急処置をした後にレースに復帰。24位でレースを終えた。

トプラック・ラズガットリオグルは3周目にブレーキングでストッピー状態になって着地したバイクを制御しきれずにコースアウト、グラベルを走行していたがタイヤバリアに突っ込むことを避けるためにマシンを倒した形だ。トプラック・ラズガットリオグルはマシンのダメージが無かったこともあって、11位まで挽回してレースを終えた。

一方アルヴァロ・バウティスタは、トップ走行のスコット・レディングとのバトルを展開して優勝。2位スコット・レディング、3位バッサーニとなった。4位アレックス・ロウズ、5位ギャレット・ガーロフ、6位マイケル・ルーベン・リナルディ、7位ロカテリ、8位エッテル、9位レクオナ、10位マヒアス。

(Photo courtesy of SBK)