ヘレスで開催されたFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)最終戦の最終レースではアルヴァロ・バウティスタが優勝、今週末3連勝を飾ったが、トプラック・ラズガットリオグルがヤマハとの別れを惜しむかのように素晴らしいレースを展開したため、簡単な優勝ではなかった。

レースはトプラック・ラズガットリオグル、アルヴァロ・バウティスタの激しい攻防が続き、ストレート、得意なセクターで追いつくアルヴァロ・バウティスタに対して、強力なブレーキングでディフェンスするトプラック・ラズガットリオグルという構図が最後まで続いた。

レース自体はアルヴァロ・バウティスタを僅差で下してトプラック・ラズガットリオグルが優勝するも、最終ラップにトラックリミットをわずかにオーバーしたために1ポジション降格のペナルティを受けて2位となった。しかし、トプラック・ラズガットリオグルの素晴らしいレース、ファイティングスピリットは多くの注目を集めた。

3位はエーガーター、4位ガードナー、5位ダニーロ・ペトルッチ、6位マイケル・ルーベン・リナルディ、7位エッテル、8位スコット・レディング、9位ギャレット・ガーロフ、10位ロカテリとなった。

ジョナサン・レイは5周目に転倒し最後尾になったもののレースに復帰。最終的に17番手までポジションを挽回してカワサキ最後のレースを終えた。