ヨハン・ザルコは路面の水が少なくなったコンディションでスピードを発揮。他を圧倒するペースで追い上げを開始し、フランチェスコ・バニャイアと表彰台争いが出来る位置まできたものの、チャンピオンシップ争いをするペッコにしかけることはせず、4位でレースを終えた。遂にMotoGPクラスでバックフリップが見られると思ったファンも多かったのではないか。

もう少し路面が早く乾きだしていれば可能性はあった

ヨハン・ザルコ

「走行を続けながら少しドライになるのを待っていました。序盤は路面の水が多くて自分にとっては厳しいコンディションでした。他のライダー達のほうがペースがよくて、自分はかなりスライドが多く発生していました。」

「もしもう少し路面が早く乾いていれば、自分ももっと前にプッシュを開始出来たでしょう。最後はペッコと表彰台争いが出来ましたが、ペッコはチャンピオンシップを戦っていますから、誰しもが最悪の結果は見たくなかったと思います。」[adchord]

「本当にこのコンディションで優勝をしたかったですが、自分に”この順位で十分だろう”と言い聞かせました。自分も過去にチャンピオンシップ争いをしてきた時は失ったポイントで苦戦したことがあります。」

「それに今年自分はチャンピオンシップ争いをしているわけではありませんし、Ducatiは大きなグループですからね。何らかの形でその助けが出来れば嬉しいですね。」

(Photo courtesy of michelin)