セパンで行われているMotoGPシェイクダウンテスト2日目は、雨の影響でテスト時間の終盤にようやく走行時間が確保出来るという状況だった。ドライで走行出来たのは僅かな時間となったが、2日目も初日同様にカル・クラッチローがトップタイムを記録した。[adchord]

ヤマハ

雨が降ったことでヤマハのテストプランは無駄になった状況のようだが、それでもカル・クラッチローは走行を行いトップタイムを記録。

ホンダ

ホンダのステファン・ブラドルはヘレスのプライベートテストで使用した新しいシャーシをテスト。またスズキからHRCに加入した河内氏もテストに参加している。

Ducati

Ducatiは日曜日に新しいエアロパッケージを使用したが、月曜は既存のものでテストを開始。エキゾーストに関しては2種類をテストしていた。

アプリリア

アプリリアはチームいわく革新的フロントウイングを投入。これは冬の間に風洞実験を繰り返して完成したもののようだ。アプリリアはファクトリー、RNF、テストチームで合計10台のバイクをシェイクダウンテスト、オフィシャルテストに投入するため、テストライダーのロレンソ・サヴァドーリはその準備、チェック等でも忙しいようだ。

KTM

KTMのダニ・ペドロサは月曜日はブラッド・ビンダーのクルーと作業を行い、エンジンスペックの比較を行っていた。またジョナス・フォルガーもテストに加わっている。チームは新しいエアロパッケージをテストしたかったようだが、雨の影響で今回のテストは難しそうだ。

GASGAS

GASGASのアウグスト・フェルナンデスは、彼にとっては貴重な機会となった雨でMotoGPバイクを操縦していた。

シェイクダウン最終日はドライ予報

なお、シェイクダウンテスト最終日となる3日目は晴れの予報のため、各チーム共に2日目に消化できなかったタスクを進めることができそうだ。

(Photo courtesy of michelin)