スペインGPで負った肩の怪我の回復を続けているミゲル・オリヴェイラは、5月に開催されたアプリリア・オールスター・デイでも、バイクの乗る際には違和感が大きいこと、イタリアGPでの復帰は難しいかもしれないと語っていた。チームメイトのラウル・フェルナンデスも腕上がりの手術を受けており、2人は今週末のイタリアGPでの復帰を目指している。木曜日にメディカルチェックを通過する必要があるものの、両選手は今週末でレースに復帰したいと考えだ。
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最初の試練は木曜日のメディカルチェック
ミゲル・オリヴェイラ
「ムジェロに行きたいとずっと思っていました。MotoGPでこのタフなトラックでどの程度フィジカル面で十分に走れるかが大きな疑問ですが、ここ数日は体調が良くなるのを感じていました。今週末競争力がある状態で走ることができたらと思っています。このバイクに慣れて経験を積むこと、レースを消化することが重要だと感じています。しかし現時点では100％の状態でバイクに再び乗ることが最大の目標です。ムジェロを良い週末に出来るようにしようと思っています。チームに再び合流出来るのを楽しみにしています。」
ラウル・フェルナンデス
「ムジェロに戻ってこれて嬉しいです。3週間のオフがありましたが、腕の回復には最適な時間でした。しっかり回復してフィジカル面でも準備が整っています。今週末は特別なことは期待せず、まずは腕の状態のチェックを行い、全て順調であればベストを尽くして楽しみたいと思います。これが何よりのゴールです。最初の4戦のように腕に問題が起きるかどうかわかりませんが、それを今回のレースで見ていきたいと思います。」
（Photo courtesy of michelin）