右足の調子も万全ではない中で挑んだスプリントレースとなったが、序盤の数周で苦戦を感じたために無理をせずに、問題解決のために同じホンダのジョアン・ミルのバイクを観察していたと語るマルク・マルケス。今回優勝したのは弟のアレックス・マルケスだったが、次は決勝レースで5位以内をしっかりと走ることが重要と評価した。

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ホンダの苦戦点を正確に理解することが重要

マルク・マルケス

「ウェットコンディションですからもう少し接近出来るかと思っていました。今日は最初の数周で苦戦していたのでプッシュすることをやめました。今すべきことはホンダがどの部分で他のバイクに劣っているか、苦戦しているかを正確に理解することです。ちょうど後ろにジョアン・ミルがいたので、彼の後ろを走行して苦戦しているポイントを観察していました。」

「スプリントレースはポイント圏外で走行しているのであれば、何位であっても関係ないですから、1周で数名のライダーを前にいかせて、残り3周はジョアン・ミルの後ろで走行しました。今日は転倒もなく良いレースが出来たと思います。」

「今シーズンはアレックスは本当に頑張っていますし、雰囲気も代わったと思います。次は通常のレースでドライコンディションで5位以内を安定して走ることですね。彼は複数回の世界チャンピオンですから、何が必要かは彼自身わかっているでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)