アレックス・リンスは今回のイタリアGPでQ2にダイレクト進出を決めた。少しづつバイクの改善が進んできていることをリンスも感じているようだ。ただおそらくエアロボディ由来によるハンドリングの重さは引き続き課題として残っている様子だ。
まだ旋回時にバイクが重い
アレックス・リンス
「この2位は本当に嬉しいです。最初のタイヤでの走行は前のライダーの走行を参考にさせてもらいました。2回目の走行はメインストレートで11位という表示をピットボードで見てプッシュする必要性を感じました。プッシュして2位ポジションとなり、これでQ2に直接進出出来ます。」
「重要なのは素晴らしい仕事が出来ていることで、バイクに乗るたびに100%で走行していますし、チームも優勝出来るバイクにはなっていないと思っているでしょうが、誰もがバイク改善のために100%で仕事をしています。明日も引き続きそうしていきますが、現状での問題はバイクが旋回時に重く感じることです。この部分で改善していきたいと思います。」
「ファビオのテスト内容がFP1で最初の10周ほど助けになりました。ただ、MotoGPは誰もが最高のレベルで戦っていますから、すぐに皆がスピードを増してきました。モントメロは非常にひどい状況でしたから、引き続き改善を続けていきます。」
(Photo courtesy of michelin)