前方のペースはそれほど早くなかった
クアルタラロは17番手からのスタート直後に驚異的な加速を見せ、オープニングラップを終えた時点で9位に浮上。その後、前を行くラウル・フェルナンデスを追いかけ、6周目に8位にポジションを上げた。続いてフランチェスコ・バニャイアを追撃するも、エネア・バスティアニーニとの激しいバトルに巻き込まれ、一時9位に後退。しかし、残り3周で再びバニャイアを追い上げ、最終ラップでのブロックパスにより8位を確保した。
ファビオ・クアルタラロ
「今日は楽しかったです。前を走るライダーたちがホイールスピンしているのを見て、絶好のチャンスだと思い、素晴らしいスタートを切りました。前方のペースはそれほど速くなかったので、今日のようにペッコなどの偉大なライダーたちと戦えて楽しかったです。チームの皆と自分自身の笑顔を見ることができて良かったです。我々は全力を尽くしており、今日のスプリントは本当に楽しいものでした。」
(Photo courtesy of Ducati)