予選で8番手を獲得し、3列目からトップ争いへ

週末を通してドライコンディションで速さを見せていたディ・ジャンアントニオは、ウェットとなった土曜午前の予選で1分29秒327を記録して8番手に。3列目スタートから果敢にトップ争いに加わり、最後は4位でフィニッシュとなった。

スプリントへの手応え

「まず最初に、フランコに一日も早い回復を願いたいです。クラッシュを見ましたし、本当に早く戻ってきてほしいと思っています。今日のスプリントは良かったと思います。序盤から他のトップライダーと戦うことができましたし、3列目からのスタートでしたが、また追い上げの展開になって、それを成し遂げることができました。」

表彰台には届かずも雨の中での成長を実感

「最後は表彰台に届かなかったのが少し残念です。クアルタラロが加速区間でとても強くて、仕掛けるのが難しかったです。でも全体的には満足しています。雨のコンディションでこれだけ快適に走れたのは初めてに近いですし、フィーリングが戻ってきています。」

雨への課題と決勝への意気込み

「雨のコンディションへの対応にはまだ課題がありますが、今日はいくつか前進できたと思っていますし、次のレインレースに向けてもポジティブな材料になりました。明日の決勝に向けては、スタートが非常に重要になると思います。このサーキットはオーバーテイクが難しいですから。自分たちには良いペースがあると分かっているので、しっかりと走って楽しみたいです。」