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ヴィエルヘとレクオナ ホンダHRCとの最後のWSBKラウンドへ挑む

2025年スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)最終戦となるスペインラウンドが10月17〜19日にヘレス・サーキットで開催される。ホンダHRCは、ファクトリーライダーであるシャビ・ヴィエルヘとイケル・レクオナにとって最後のレース週末に臨む。

4年間の集大成、最後のファクトリー参戦へ

ヴィエルヘとレクオナは、このヘレス戦をもってホンダHRCのファクトリーライダーとしての活動を終了する。両者ともスペイン出身であり、地元での最終戦には特別な思いを抱いている。昨年のヘレスでは、レクオナが5位、ヴィエルヘが7位と好成績を残しており、コースとの相性は悪くない。ヴィエルヘは9月に同地でテストを行っており、良好なフィーリングを掴んでいるとされる。

前戦ポルトガル・エストリルでは、ヴィエルヘがレース2で6位に入り、表彰台争いに迫る走りを見せた。レクオナは2度の転倒に見舞われたが、トップ10圏内のペースを維持していた。

シャビ・ヴィエルヘ

「エストリルではすべてのレースで表彰台に近い戦いができ、非常に良い週末でした。この勢いをそのままヘレスにも持ち込みたいです。先月のテストではとても良い感触を得られており、今回も天気は晴れて暑くなる予報なので、同じようなパフォーマンスが期待できます。ホンダでの最後のラウンドになりますが、4年間の締めくくりとして、最高の形で終えられるよう全力を尽くします。」

イケル・レクオナ

「エストリルである程度の答えと課題が見えてきました。まだ腕の力は完全に戻っていませんが、痛みなく走れることは確認できたので、まずはクラッシュを避けて安定して走ることが目標です。もうレザースーツの在庫も少ないですからね。9月のヘレステストには参加できませんでしたが、チームが有益なデータを得ているので、それを活かして金曜から効率的に作業を進めたいと思います。このチームで過ごした4年間の最後を、いい形で終えたいです。」

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