
2026年AMAスーパークロス第8戦がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催され、レッドブルKTMファクトリーレーシングのイーライ・トマックが圧巻の走りで450SXクラスを制した。これでデイトナ・スーパークロス通算8勝目。プレミアクラスにおける大会最多勝記録をさらに更新し、SMX世界選手権シーズン4勝目を挙げた。
すでに大会史上最多勝ライダーとしてデイトナ入りしたトマックは、自信を携えてラウンド8に臨んだ。テクニカルかつハイスピードなレイアウトで行われた予選では1分15秒020を記録し、2番手タイムをマーク。
450SXヒート1ではホールショットを決めると、そのまま独走。終始トップを譲らず、5.092秒差をつけてチェッカーを受けた。
メインイベントではトップ5圏内でスタート。6周目までに決定的なパスを連発して先頭に立つと、その後は安定したペースでレースをコントロール。今季4勝目、プレミアクラス通算57勝目を挙げた。
この勝利により、トマックはランキング首位ハンター・ローレンスとの差を1ポイントに縮め、残り9戦で逆転を狙う位置につけている。
イーライ・トマック
「まさかデイトナで8勝もできるとは思っていませんでした。まるで自分のホームコースのようにバームを蹴散らして走っています。この土と、レース中に変化していく路面が本当に好きなんです。もちろん今夜も簡単ではなく、主要なライバル全員を抜かなければなりませんでしたが、バイクに乗っていて最高の気分でした。サンドセクションで思い切りスプレーを上げるのが好きですし、レッドブルKTMとともにこの勝利を達成できたことに感謝しています。今週末は選手権ポイントも取り戻すことができました。」
チームメイトのアーロン・プレシンジャーも好スタートを切った。予選は8番手、ヒートレースでは序盤に転倒を喫しながらも4位でフィニッシュ。
メインイベントではオープニングラップを10番手で通過したが、粘り強い追い上げを見せ、今季ベストとなる6位でゴール。ランキングは8位につけている。
アーロン・プレシンジャー
「デイトナは悪くなかったですが、自分自身に集中してさらに改善していく必要があります。6位は悪くありませんが、自分にはもっとできるはずですし、チームもそれを期待していると思います。今夜はゲート選択を誤ってしまい、その中でできる限りのスタートは切れましたが、有利にはなりませんでした。1コーナー後はトップ10にいて、そこから何人かを抜きましたが、もっと良い位置で走れていれば表彰台か確実な5位争いができたと思います。チームは本当にハードワークしてくれていますし、来週のインディアナポリスに向けて勢いを持ち込みたいです。」
4度の世界王者ホルヘ・プラドは、シアトルで負った右肩の負傷からのリハビリを継続中で、今大会も欠場となった。次戦は3月7日、インディアナポリスで開催される。タイトル争いは1ポイント差という緊迫した状況でシーズン後半戦へと突入する。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。