
マルク・マルケスはハンガリーGPで通算100勝目を挙げ、表彰台の頂点に返り咲いた。バラトン・パーク・サーキットでペドロ・アコスタとの一騎打ちを制したこの勝利は、5月に右肩の追加手術を受けてから回復軌道に乗りつつあることを示すものだ。しかしマルケス本人は、昨年10月のインドネシアGPでの転倒から続くカムバックはいまだ完結していないと強調している。
マルク・マルケス
「勝利に戻ってこられて本当に嬉しいです。そして、これが自分にとって最後のカムバックになることを願っています。でも、このカムバックはまだ終わっていないということは、自分でも分かっています。今日は勝てましたが、ここは左コーナーが多いサーキットで、それが自分にとって大きな助けになりました。フィジカルのコンディションは万全ではなく、少し弱い状態で、苦しんでいる部分もありました。」
「でも、自分を信じてやり遂げました。またやってのけたんです。インドネシアから立ち上がり、あの最後のケガの後にまた勝てた。フィジカル的にもきつかったですが、メンタル的にはさらにきつかったです。自分のパフォーマンスはまだ本来の走りからは程遠いと感じています。自分が望む乗り方ができていない。それでも、まだ速いことは確かです。」
「自分自信を信じていますがもちろん勝利はプランにありませんでした。フリープラクティス2でも全力を出し切りました。でも、例えばムジェロでは、ペースを出せなくて本当に苦しみました。ここでは自分のライディングスタイルにうまくはまって、それがエネルギーを節約する上で大きく助けになりました。」
「キャリアの中でおそらく初めて、レース中に左腕の腕上がりが起きました。左側をプッシュしすぎたせいです。肩の感覚は空っぽでした。アコスタをオーバーテイクしたとき、かなりのエネルギーを使いました。いいバトルでした。でもその後2ラップ踏ん張って、『あと何周ある?』と思ったら、まだ10周も残っていたんです。」
「37ポイントを獲得しましたが、この勝利は少し高くつきすぎたかもしれないと感じています。インドネシア以来、本当に苦しんできましたから。2020年に、アスリートの人生は一日で変わることがあると理解しました。フィジカル的にもきつかったですが、メンタル的にはさらにきつかったです。今は自分を信じるだけです。100%を出し切ろうとしています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。