
MotoGP世界選手権に参戦するメーカー各社とシリーズプロモーターのMotoGP Sports Entertainment Group(MGPSEG)が、2027年から2031年末までの5年間を対象とする新たなコンコルド協定(フレームワーク合意)を承認した。1年以上にわたる難航した交渉の末に達成された今回の合意には、主要条項を2036年まで延長するオプションも盛り込まれている。両者は2週間後のブルノ大会で正式批准を行う予定だ。
交渉の最大の焦点は財政面だった。メーカー・チーム双方は、同じくLiberty Mediaが所有するF1のモデルに倣い、選手権収益の一定割合を得ることを求めたが、MGPSEGのCEOカルメロ・エスペレータおよびチーフ・スポーティング・オフィサーのカルロス・エスペレータにとってこれは譲れない一線となった。
最終的には年間約800万ユーロの固定額を複数のカテゴリーに分配する形で決着した。なお、今回承認されたのはあくまでフレームワーク合意であり、来季以降にチームが負うべき義務など、いくつかの事項については引き続き協議が続いている。
また、この合意の成立により、数カ月前から非公式に合意されていたとされる2027年シーズンに向けたライダー契約・更新に関する一連の発表が解禁される見通しだ。マルク・マルケスのドゥカティ残留、ペドロ・アコスタのファクトリードゥカティチームへの昇格、ファビオ・クアルタラロのホンダ移籍、ホルヘ・マルティンのヤマハ移籍、フランチェスコ・バニャイアのアプリリア加入などが広く予測されており、近日中に発表が相次ぐ可能性がある。
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