ビモータbyカワサキ・レーシングチーム ポルティマオでインシーズンテストへ スーパーバイク世界選手権

2026年FIMスーパーバイク世界選手権の開幕戦オーストラリアラウンドから約2週間後、bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)はポルトガルのアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われる2日間のテストに参加する。テストは3月9日から10日にかけて実施される。

アクセル・バッサーニとアレックス・ロウズが好スタートを切ったBbKRTにとって、このテストは2026年仕様マシンのセットアップをさらに洗練させる重要な機会となる。表彰台争いが可能なBimota KB998 Riminiのパフォーマンスをさらに高めることが狙いで、テストライダーのシャビ・フォレスもポルティマオで走行に参加する。オーストラリアのフィリップアイランドで行われた開幕戦では、KB998を駆る両ライダーが表彰台を獲得し、特にスーパーポールレースではチーム初のダブルポディウムを記録。シーズンの好スタートとなった。

ポイントランキングではバッサーニが2位、アレックス・ロウズが9位につけている。バッサーニはフィリップアイランドで2度の表彰台を獲得し、ロウズも1度の表彰台を記録した。さらに開幕前に同地で実施された公式テストでも、ビモータのファクトリーコンビは強いパフォーマンスを示していた。

冬季テストプログラムは悪天候の影響を受けたため、今回のポルティマオテストは今季マシンの開発方向を確認すると同時に、将来に向けた技術的進化を評価する重要な機会となる。全長4.592kmのポルティマオサーキットにはWorldSBKのトップチームが多数参加予定で、BbKRTのライダーにとっては他チームとの相対的なパフォーマンスを測る絶好の場となる。このテスト終了後、同じポルティマオで2026年シーズン第2戦が開催される。全12戦のシリーズ第2戦は3月27日から29日にかけて行われる予定だ。

アレックス・ロウズ

「再び走れるのは嬉しいです。ポルティマオはフィリップアイランドとはまったく違うコースですし、この冬にラップを重ねることができたもう一つのサーキットであるヘレスとも違います。自分としては、昨年のヘレスラウンド終了後に見つけたベースセットアップを中心に作業していきます。ポルティマオではヨーロッパラウンド用の通常のタイヤ選択になるので、そのセットアップが機能するかを確認し、ヨーロッパシーズン開幕に向けてバイクがどのように機能するかの情報を得たいと思っています。1月にポルティマオでテストした時より天候が良くなることを期待しています。とても素晴らしいコースで、誰もが好きなサーキットの一つです。チームのみんなと作業し、楽しみながら、レースウイーク前に必要な作業を進めたいです」

アクセル・バッサーニ

「ポルティマオでのテストは重要になります。なぜなら、その後すぐに同じ場所でレースがあるからです。重要なのは、オーストラリアの開幕戦で感じていた良いフィーリングを再び見つけることです。あの週末は全体的にとても良い内容で、すべてのプラクティスで速さを見せることができました。まずはレースウイークに向けたセットアップに集中し、良いフィーリングと良いリズムを見つけたいです。その後で新しいことも試す予定です。今のレベルを維持するためにも、集中力と安定感を保つことが重要です」

ギム・ロダ

「フィリップアイランドでシーズンを良い形でスタートした後、私たちはポルティマオに移動しました。フィリップアイランドは強いブレーキングポイントが少ない特殊なサーキットなので、ポルティマオでは他の競合と比較して本当のパフォーマンスを理解するために作業を続ける必要があります。フィリップアイランド、ポルティマオ、そしてアッセンと続くシーズン最初の3ラウンドは、私たちの現在地を把握し、2027年に向けた開発方向を定めるうえで重要になります。フィリップアイランドで見た限りでは、2025年に進めてきた2026年仕様マシンの開発ステップはうまく機能しています。この流れを維持し、アレックス、アクセル、そしてシャビ・フォレスがKB998をさらに良いマシンにしてくれることを期待しています。またポルティマオのテストでは、BSB選手権のFS3チームも初めてKB998を使用します。彼らができるだけ早くマシンの特性を理解し、BSB開幕戦に向けて最良の準備ができるようサポートしていきます」