
2026年AMAスーパークロス選手権第9戦がインディアナポリスで開催され、Red Bull KTM Factory Racingのイーライ・トマックがトリプルクラウン形式のレースで総合2位を獲得。シーズン中盤を迎える中、450SXタイトル争いに踏みとどまった。難しいことで知られるインディアナの路面コンディションの中、トマックは午後の予選から好調な走りを披露。KTM 450 SX-F FACTORY EDITIONで45.434秒を記録し、今季4度目となる450SXクラス最速タイムをマークした。
トリプルクラウン形式のレース1ではトップ10圏外からのスタートとなったものの、33歳のベテランは力強い追い上げを見せ、激しいバトルの末に3位でフィニッシュ。続くレース2とレース3ではともに2位を獲得。安定した成績により総合2位となり、2026年シーズン7度目の表彰台を獲得した。今季はすでに4勝を挙げている。これによりトマックはランキング首位ハンター・ローレンスにわずか4ポイント差で続く2位。シーズン中盤の休止週を挟み、シリーズは3月21日にアラバマ州バーミンガムで再開される。
肩の負傷により前2戦を欠場していたチームメイトのホルヘ・プラドも、このラウンドで復帰。午後の予選では450SXクラス4番手タイムを記録し、好調な走りを見せた。レース1ではホールショットを奪い、序盤はトップを走行。テクニカルなコースを攻略しながら6位でフィニッシュすると、続くレース2、レース3でも6位を記録。3レースすべてで6位となり、復帰戦で総合6位を獲得した。
同じくKTM 450 SX-F FACTORY EDITIONを駆るアーロン・プレッシンジャーは、レース1で8位に入る堅実な走りを見せた。しかしレース2では他ライダーとの接触によりリタイア。レース3は出走を見送り、総合19位となった。衝突による大きな負傷はなく、次戦に向けて回復を図る。
イーライ・トマック
「全体的には良い夜でした。レース3で一度ミスをしてしまい、ハンターに2秒ほどリードを許しましたが、それを取り戻すことができませんでした。それでも総合2位で終えられたのは良かったです。この会場はトリプルクラウン形式に加えて土質も難しく、本当に厳しいレースになります。今はこの休みを楽しみにしています」
ホルヘ・プラド
「インディアナポリスでの復帰戦はとても堅実な一日でした。決勝で6位を3回、総合6位という結果には満足しています。プラクティスでも4番手でしたし、一晩を通してスタートも良かったです。まだ100%ではありませんが、今週末のコンディションを考えれば自分の力を最大限に出せたと思います。こういうコースでレースを経験することは将来にとって重要です。良い結果で終えられて嬉しいですし、次のラウンドまで1週間休みがあるので、しっかり取り組んでさらに良い状態で臨みたいです」
アーロン・プレッシンジャー
「インディアナポリスでは全体的に悪くない一日でした。予選を通して前進できたと感じていました。最初のレースではスタート位置を考えれば8位まで上がれたのは良かったですし、走りも悪くありませんでした。レース2ではトップ5付近で良いスタートを切りましたが、ケニー(ロクスン)がオンオフセクションでスライドして、自分がトリプルを跳んだところで次のジャンプで彼のリアタイヤに突っ込んでしまいました。その衝撃でバイクから投げ出され、腕にかなり大きな打撲ができましたが、骨折がなかったのは幸運でした。3レース目を走れなかったのは残念ですが、今は休みの週末を利用してしっかり準備し、また前進していきます」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。