アラゴンGPの後にテストを行ったスズキ。今シーズン中に試す新しいパーツ、2018年のマシンに使用するパーツについても、いくつかテストを行ったとのこと。ブリビオによると2018年型は今年型の熟成型のマシンとなるようです。

チームスズキ・エクスターはアラゴンにおいて、今シーズン最後のテスト2日間を終えました。両ファクトリーライダーにとって暖かい気候が助けとなり、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスは、トラックを2日間フルに使う事が出来ました。

多くのNEWパーツがありましたが、イアンノーネとリンスは問題なくテスト日程を消化。来シーズンに向けての方向性を探すのに十分な時間を使うことが出来ました。ガレージの作業は2018年に向けてNEWパーツをテストすることで、新型シャーシで選手達は異なるセットアップの比較を行ないました。

また、3連戦に向けて、アンドレアとアレックスは良い天候に助けられ、異なるセッティングも試しています。テストでイアンノーネは170周を走行。リンスは142周を走行しています。チームは次回10月15日に日本のもてぎで開催される日本GPに参加します。

チームマネージャー ダヴィデ・ブリビオ

「今回の2日間のテストには満足しています。プレッシャーから離れて、今までやっていた作業を続け、新しい開発内容をテストすることが出来ました。アラゴンの天候は完璧でしたので、今シーズン残りで使用する新たな内容についてのテストが出来ました。また、2018年のマシンに使用するいくつかの部品もテストしました。これは11月のバレンシアテストには使えるようになっていると嬉しいですね。ここで2018年型のバイクをテストしたいと思っています。」

「2018年型は完全な新型ではなく、現行型の改良という形になります。アラゴンでは新しい内容に関して初めてのテストを行って、そのフィードバックをエンジニアに届ける事が出来ました。片方の目は今シーズンの残りを見ていて、もう片方は来シーズンを見据えています。また今回のテストは、ライダー達にとっても非常に重要なものでした。アレックスはさらに経験を積んでいます。アンドレアはバイクに対するフィリングを向上させています。」

<suzuki racing プレスリリース>