バレンシアGP スプリントレース7位 ファビオ・クアルタラロ「リアタイヤの摩耗に課題がある」

序盤で好スタートを切り上位進出

6番グリッドからスタートしたクアルタラロは、1周目でポジションを4位まで上げた。その後はファビオ・ディ・ジャンアントニオとの激しいバトルに突入し、2周目にかわされた後は、マルコ・ベツェッキやフランコ・モルビデリと激しく争った。5周目には6番手に後退するも、必死にポジションを守り続けたが、9周目のターン1でモルビデリにかわされ7位に後退。そのままブラッド・ビンダーの追撃を抑えてフィニッシュした。

「攻めより守り」の展開に課題も残る

「今日のスプリントは攻めるというより、守る展開が多かったです。序盤は多少攻められて、特に4コーナーでマルコがミスしたところではオーバーテイクもできましたけど、それ以降はずっと守っていた感じです。午後はリアタイヤのドロップがもっと少ないと思っていたんですが、他のライダーたちはフロントに苦しんでいるようにも見えましし、自分たちもそこに課題があります。明日は倍の距離のレースだから、どうなるか見てみたいです。」