ドゥカティは2026年のアパレルコレクションを発表。レース志向の「ドゥカティ・コルセ」、長距離志向の「ツーリング」、日常を彩る「アーバン」に加え、創業100周年を記念する「ジ・オリジン・コレクション」が新たに加わった。全アイテムは正規販売店および公式オンラインショップ(Shop.Ducati.com)にて販売中。







レースのDNAを体現するドゥカティ・コルセライン
ドゥカティ・コルセラインは、レースで培われたノウハウをベースに開発され、技術性とライフスタイル性を兼ね備える。2026年モデルでは、アルド・ドルディによってデザインされた蛍光レッドのグラフィックカーブが全体のビジュアルアイコンとして貫かれ、スピードとパフォーマンスを象徴する。
ラインの主力は「ドゥカティ・コルセ C7スーツ」。ダイネーゼとの共同開発によるこのスーツは、上質なカウハイドに伸縮素材を組み合わせ、保護性能と自由な動きを両立。新設計のストレッチカラーがあらゆるスポーツライディングポジションで快適性を発揮する。また、SuMisuraプログラムにより、カラーやロゴ、ナンバーなどを自由にカスタマイズ可能。
装いを完成させるのは、「ドゥカティ・コルセ V9 by アライ」ヘルメット。MotoGPマシンのグラフィックにインスパイアされたデザインで、最高レベルの安全性と快適性を提供する。
さらに、「ドゥカティ・コルセ C7ジャケット」は、サーキット外でも機能性とスタイルを両立。通気性に優れたパーフォレイテッド仕様もあり、耐摩耗性と耐引裂性を高次元で実現。アルミ製交換式ショルダープレート、アームホールの伸縮インサート、ウエストファスナー付きで全てのドゥカティパンツと連結可能。
ライディングギアだけでなく、スウェットやTシャツなどの「ドゥカティ・コルセ・リバリー」ラインや、バッグ、バックパック、ウエストバッグも展開。日常でも情熱を主張できるデザインとなっている。
快適性と安全性を極めたツーリングライン
ツーリング志向のライダーに向け、2026年モデルでは「ツアー C5ライン」が新登場。ジャケットとパンツは男女両用で、スピーディとの共同開発によるもの。ブラックを基調に、男性用にはホワイト×レッドの別カラーも設定。撥水加工を施したコーデュラ®とマットストレッチポリエステルを使用し、防水・防風・透湿性を備えるH2Out®メンブレンを搭載。インナーには取り外し可能なサーマルジャケットを装備し、単体でカジュアルなダウンとしても使用可能。
パンツはブラック一色で展開され、着脱式認証プロテクター、H2Out®メンブレン、取り外し可能なサーマルライナーを装備。エルゴノミクス設計で、オフロードブーツ対応、通気口調整機能、ウエストファスナー連結にも対応。
新登場の「ストラーダ C4ブーツ」は、アルド・ドルディがデザインし、ヘルド社がドゥカティ専用に開発。ゴアテックス®メンブレンにより防水・透湿性を実現し、ビブラム®ソールが優れたグリップを発揮。つま先・かかとの補強、足首保護、反射材、サイドジップと面ファスナーのクロージャーで、安全性と快適性を兼ね備えている。
都会派ライダー向けのアーバンライン
日常のバイクライフを安全かつスタイリッシュに彩るアーバンラインでは、「カンパニー C5ジーンズ」が新たなブルーシェードで登場。スピーディの技術を採用し、膝と腰に調整・取り外し可能なプロテクターを内蔵。サイドジッパーでブーツを履いたままでも操作可能。裾には視認性を高める反射素材を配置。
よりゆったりとしたフィット感を好むライダーには、「シティ C1ジーンズ」がおすすめ。レブイット社との共同開発により、脱着可能なプロテクターと反射素材を装備し、安全性と視認性を両立。
また、スウェット、ポロシャツ、Tシャツで構成される「リフレックス 3.0ライン」は、ミニマルで洗練されたデザインと機能性素材、反射ロゴを採用し、都市生活に溶け込む万能スタイルを提供する。
創業100周年を祝う「ジ・オリジン・コレクション」
ドゥカティの歴史を祝う「ジ・オリジン・コレクション」は、3つのカプセルコレクション—「ヘリテージ」「アイコン」「トゥモロー」—で構成される。それぞれ独自のデザインと言語で、ブランドの100年の進化を表現。異なる層のファンに訴求しつつも、共通するのは「情熱」と「技術へのこだわり」。ドゥカティの哲学を未来へと繋ぐシリーズとなっている。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。