1月13日に行われたダカールラリー2026の第9ステージは、ワディ・アド・ダワシルからビバーク・リフュージュへと至るマラソン・リフュージュステージ。ナビゲーションの難易度が極めて高く、ここ数日総合争いを牽引してきた有力勢に大きな変動をもたらす展開となった。
バイク部門では、モンスターエナジー・ホンダHRCの#68 トシャ・シャレイナ(スペイン)が見事な戦略とスピードでこの難関ステージを制した。序盤のキャニオン分岐で唯一正しいルートを選択し、終盤のペースでも他を圧倒。2位のダニエル・サンダースに6分24秒、3位のチームメイト、リッキー・ブラベックには6分22秒の大差をつけてフィニッシュした。

この勝利により、総合4位の座は維持したものの、首位との差を15分にまで縮めた。しかしシャレイナにとっては、初日のマラソンステージで受けた10分のペナルティが依然として悔やまれる。このペナルティがなければ、現在首位に立つサンダースとの直接対決が実現していたはずだ。
そのサンダース(KTM)は、チームメイトのルシアーノ・ベナビデスと共にナビゲーションで混乱したものの、被害を最小限に食い止めた結果、総合首位の座を奪還。2位のブラベックに対して6分24秒のリードを築いたが、まだ油断はできない。マラソン・リフュージュの第2レグでは、ホンダ勢のブラベックが3分後にスタートし、手強い砂丘地帯が待ち受けている。

ステージ9結果

ステージ9終了後の総合順位


中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
