ラズガットリオグルが語るMotoGP適応への覚悟とスタイルの再構築
トプラック・ラズガットリオグルにとって、MotoGPデビューは夢の実現であり、特別な瞬間となった。チームの温かな雰囲気に包まれながら、スーパーバイク世界選手権とは全く異なるマシンとタイヤへの適応に取り組む覚悟を語る。開発の現場ではジャック・ミラーとの協力関係が順調に築かれ、ヤマハの平等な情報共有体制にも好印象を抱いている。自らのライディングスタイルを即座に持ち込むことは難しいとしながらも、段階的な変化と学習を経て、最終的には自分らしい走りを確立していくという強い意志を見せた。2026年、異なる世界での挑戦がいよいよ本格的に始まる。

トプラック・ラズガットリオグル
「実に嬉しいですし自分にとって特別な瞬間です。MotoGPで走るという大きな夢を持っていて叶えることが出来ました。チームの雰囲気も暖かくて最高です。非常にポジティブな雰囲気を感じていますしシーズンに向けて楽しみです。MotoGPバイクとFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)のバイクは全く異なりますが、ベストを尽くしますよ。」
「ジャックとの関係は最高ですね。面白い人物ですしね。多くの作業を彼と一緒に行うことになるでしょうから関係性は重要です。開発面ではテストに参加出来たのは良かったです。その感触をチームに伝える中で皆が解決策を考えているという状況が良かったですね。マレーシアテストではデータもありますし、ヤマハも何かしら新しい内容も持ち込んでくれるでしょう。いずれにしても自分にとって正式な形での2026年シーズンスタートとなりますから多くの作業が待ち受けているでしょう。皆がMotoGPとWSBKの違いを尋ねますが全くの別ジャンルです。特に大きいのがタイヤの違いですね。ミシュランタイヤに適合する必要があります。すべてのオプションを試しつつ、速く走るために必要なことを試していきます。」
「自分のスタイルをすぐにMotoGPに持ち込めるとは思いませんが来年には90%くらい持ち込めるかもしれません。自分のスタイルを持ち込めるトラックもあるとは思いますが、時にはよりコーナーリングスピードが重要になる局面があります。そういった場合では自分のスタイルを少し変えていく必要がありますし、新しいスタイルと旧来のスタイルをミックスしていきたいと思います。ライディングスタイルの変更は簡単ではありませんが、2027年には自分のスタイルで走っていると思います。これに関しては自信があります。」
「多くの経験があるテストライダー、MotoGPライダーがヤマハにいます。ヤマハは新しいバイクに関してすべてのライダーに平等に情報を与えていると感じています。自分は新参ライダーですし、M1も初めてです。自分は自分のフィーリングを伝えることができるのみです。まずはテストではファクトリーライダー達が最新仕様を試して、その後自分に回ってくるのかと予想はしています。いずれにしても自分も常に学習を続けますし、既存のライダー達とは感触が異なるかもしれません。ヤマハはすべてのライダーのコメントを聞いてくれるのでそれは嬉しいですね。皆のスタイルは異なるわけですが、ヤマハもチームも自分の話を聞いてくれる環境なのはポジティブです。これにはモチベーションも感じますし、自分のセッティング、ライディングに集中していきます。マレーシアで良い内容を見つけられたらと思いますね。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







