ポルティマオ合同テスト ホンダHRCが悪天候の中で2日間の走行を完遂 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

ホンダHRCは、ヘレステストに続いてポルトガル・ポルティマオのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで再びコースイン。ジェイク・ディクソンに加え、負傷離脱中のソムキアット・チャントラに代わってテストライダーの長島哲太が2日間にわたり走行を行った。1月28日(水)と29日(木)の2日間、ディクソンはルーキーイヤーに向けた準備を継続。腕の手術後でまだ走行ができないチャントラの代役として、長島がテストを担った。

前週のヘレスでは天候に悩まされたが、ポルティマオではさらに難しいコンディションが立ちはだかった。特に初日は朝から完全なウエットで、午後も断続的な雨が続いたため、ディクソンは走行を見送り、長島のみがコースに出た。2日目も終日雨に見舞われたが、この日はディクソンも走行し、長島とともに悪天候下でのマシン開発を進めた。

ディクソンはレインセッティング、ライディングポジション、電子制御系の確認に集中。スーパーバイク初挑戦となる今季に向け、Moto2とは大きく異なるバイクに慣れるべく、テクニカルスタッフと密に連携しながら一歩ずつ前進を図った。このポルティマオテストは、開幕前にヨーロッパで行う最後の走行機会となり、次はオーストラリアで2月20〜22日の開幕戦前に予定されている公式2日間テストに臨む。

ジェイク・ディクソン

「天候のせいで非常に難しいテストになりました。雨が多く、コンディションも厳しかったですが、限られた走行時間を最大限に活用しようと努めました。丸1日ウエットで走るのは簡単ではありませんし、スーパーバイクに初めて挑む自分にとっては特に難しい状況でした。」

「それでも、一周ごとに学びを得ることができました。今回は主にレイン用セッティング、ライディングポジション、電子制御の確認に集中し、チームと密に連携して一歩ずつバイクへの理解を深めることができました。Moto2から来た自分にとって、バイクのフィーリングも乗り方もまったく異なるので、特にブレーキングやコーナー進入で自信を持つには、まだ多くの走行が必要です。もちろん全員がドライコンディションを望んでいましたが、このような状況でも多くのことを学べました。今はまだ改善の余地があることを理解しつつ、進むべき方向性が見えた状態で、前向きにオーストラリアに向かいます。」