
ホンダHRCカストロールが、2004年以来となるMotoGPブラジルGPに向けてゴイアニアへ乗り込む。南米最大の国での開催となる今大会で、ルカ・マリーニとジョアン・ミルは新たな挑戦に即応し、適応力の高さを示す構えだ。
ブラジルGPの前回開催は2004年、リオデジャネイロで行われ、ホンダRC211Vを駆った玉田誠が劇的な勝利を挙げた。ゴイアニアは過去にもグランプリを開催しており、1987年にはウェイン・ガードナーがホンダNSR500で世界タイトルを決定している。
ルカ・マリーニは、1年前にホンダCBR1000RR-Rで同サーキットを走行した数少ない現役ライダーの一人だ。インフィールドはタイトでありながら、序盤には高速セクションも備え、接戦が期待されるレイアウトとなっている。マリーニは昨年ハンガリーで新規サーキットへの適応力を示しており、今回も週末を通じて上位争いに加わることを狙う。特にこのようなタイトなコースでは、Q2進出が最初の重要な目標となる。
チームメイトのジョアン・ミルも、新規サーキットで結果を残してきた実績を持つ。ホンダRC213Vとともに迅速に競争力を引き出す能力は強みであり、他チームが過去データに依存する中で優位に立つ可能性がある。タイGPでの不運を払拭し、スピードを結果につなげる週末を目指す。アグレッシブなライディングスタイルは、現地ファンを沸かせる要素となる。
ホンダにとってブラジルは南米最大の二輪市場であり、チームはこの重要なラウンドに臨んだ後、すぐに第3戦アメリカズGP(オースティン)へ向かう。2026年シーズンは本格的に動き出している。
ルカ・マリーニ
「今週末をとても楽しみにしています。ブラジルはバイクへの情熱が非常に強い国であり、新しい場所を走ることはMotoGPの魅力の一つです。2025年にCBRでこのサーキットを走りましたが、かなりタイトなレイアウトでした。その後どのように進化しているのかを見るのが楽しみです。私たちのパッケージは週末序盤から強さを発揮できるので、競争力を保つ助けになるはずです。このような新しいコースでは全体の差が縮まりますし、昨年ハンガリーでその実力を示しました。タイGPはまずまずの形で終えましたが、ここからさらに前進し、上位に近づく必要があります。」
ジョアン・ミル
「ゴイアニアには非常に高いモチベーションで向かいます。タイでは日曜日にとても競争力がありました。新しいサーキットで素早くペースをつかむことは自分の強みであり、ホンダも早い段階で良いレベルに到達できます。スタートから目標とする位置に入れると思います。もちろんコースの状況や他のライダーの動向を見極める必要はありますが、それが週末をよりエキサイティングにします。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







