今週初めにミカ・カリオは、ドイツGPでの怪我以来初めてKTMの本拠地へと向かいました。35歳のカリオはここでKTMのテストライダーとしての契約を更新しました。 なお、カリオは2016年からKTMのテストライダーを務めています。

ミカ・カリオ

「回復具合は良いです。2019年に作業を始めるころには100%に回復出来ているようしっかりとしたプログラムで動いていきます。現在はこのプログラムよりも前に進んでいる状態ですが、時にはそういう事もあれば、時には思うように進まない時もあります。膝には添え木を当てていますが、今は可動域を広げること、関節周りに筋肉をつけることを意識しています。サイクリングもしていますし、松葉杖なしで歩けるようになりましたが、まだバイクは早いでしょう。RC16で良い作業が出来ていますから、KTMと作業を続けることが出来るのは素晴らしいことです。2018年のレースの中でそれが見て取れるのでは無いでしょうか?これからどこまで進化出来るか楽しみですし、トップに近づきたいと思います。」

ピット・バイラー

「ミカがこうやって歩けるようになり、回復に向けて全力で取り組んでいるのを見るのは素晴らしいです。またオーストリアでMotoGPに関して先の話が出来ているというのも素晴らしいです。彼はKTMのMotoGPプロジェクトにおける重要人物ですし、一緒に作業を進めていくこと、彼のスピードや知識、彼がこれまでに得た経験を利用して行くことは、実に理にかなっています。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)