テック3は、マーベリック・ヴィニャーレスのMotoGP復帰を今週末のポルティマオではなく、最終戦バレンシアへと延期する決断を下した。ドイツGPで肩を負傷し靭帯手術を受けたヴィニャーレスは、当初ポルティマオでの復帰が期待されていたが、さらなる回復時間を確保するため「1週間の延長」が選択された。チームマネージャーのニコラ・ゴヨンは次のように説明した。

ニコラ・ゴヨン
「マーベリック・ヴィニャーレスに追加で1週間の回復期間を与えることをKTMと共に決定した。ポルティマオは身体的に非常に厳しいサーキットであり、我々の焦点はバレンシアで彼が最高の状態で走れるようにすることにある。レース後にはテストも控えている。」
ポル・エスパルガロ
「正直なところ、再びマーベリックの代役を務めることになるとは思っていませんでしたが、彼が完全に回復するためにはこれが最善の判断だと理解しています。KTMプロジェクトにとっても重要なことです。いつも言っているように、これはテストライダーとしての自分の役割の一部であり、ファクトリーと他のライダーたちのために今回もできる限り貢献したいと思います。先週はヘレスで作業していましたし、バイクの改善に向けてさらにポジティブな情報を得られればと思っています。このサーキットは自分にとって特別な場所でもあります。前回ここでレースをした時は良い形で終えることができなかったので、今回は自分にとって挑戦です。どんな結果になっても、この週末を楽しみにしています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。