ポル・エスパルガロはKTMのお膝元オーストリア、タイトルスポンサーのレッドブルのサーキットであるレッドブル・リンクで初日を総合1位で終えた。FP1にタイムアタックを行って1位ポジションを獲得し、FP2のミックスコンディションでは走行していない。
総合1番手だが、まだ初日に過ぎない
ポル・エスパルガロ
「オーストリア初日に総合1番手というのは嬉しいです。望んでいたレベル、速さを発揮出来ています。FP2は雨を予想していたので、FP1でタイムアタックを行ったわけです。悪くない結果ですが、まだ初日ですからね。」
「ドヴィツィオーゾの後ろを走ってみてストレートスピードはわずかに負けていますが、これこそがDucatiがこのトラックで強い理由です。このトラックではストレートスピード、そして加速が物を言います。Ducatiはコーナーからの立ち上がりが速いんですよ。立ち上がりのグリップが良いこと、そしてそれを加速につなげる電子制御が良い仕事をしているんでしょう。こうした加速性はまだまだ改善が必要ですね。」
「明日はFP3は天候は持ちそうですが、Q2に進出するためのアタックの時間は限られています。日曜日は天候は大丈夫そうと言われていますが、FP3、FP4でタイヤを色々と試すことができればというところです。」
「チェコではブラッド・ビンダーと同様のスピードを発揮出来たはずなのに、それを証明することが出来なかったことに怒っています。ライダーにとってレースの序盤に転倒することは最悪な出来事なんです。レース前半に転倒してしまったら、ポテンシャルを発揮することは叶いませんからね。」
「ヨハン・ザルコとは木曜日に会いました。あの接触について話会いましたけど、互いに納得はしていません。話はした、しかし意見の合意は得られなかった。この件はこれで終わりです。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of michelin)