FP1はトップタイムを記録、FP2では12番手でがっかりしたファンも多いかと思うが、マルク・マルケス自体はFP2のほうがフィーリングは良く、レースペースの作り込みをしていたと語る。タイムアタックのためにソフトタイヤも使用しておらず、FP2はハード/ハード、ハード/ミディアムの組み合わせで最後まで走り込みを続けていた。目標は6番グリッドまでの予選結果と語り、ポールポジション争いは厳しいだろうと語る。[adchord]MotoGP2021 ドイツGP初日総合12位 マルク・マルケス「金曜はレースペースの作り込みをしていた」

望むようにライディング出来ている

マルク・マルケス

「全体的なフィーリングはいいですし、望むようにライディング出来ています。昨日はフィジカル面での制約も今までほど感じていませんし。もちろん体のポジションは100%自然なポジションではありません。右肘の高さがかなり高く状態のライディングスタイルになっているので、改善が必要です。午後は実際FP1よりフィーリングは良かったんです。そもそもタイムアタック用にソフトタイヤは使用していませんからね。」
MotoGP2021 ドイツGP初日総合12位 マルク・マルケス「金曜はレースペースの作り込みをしていた」[adchord]
「明日は新品タイヤでどこまで行けるかですが、ポールポジション争いが出来るとは思っていません。目標は2列目(6位)までのスターティンググリッドを獲得することです。今週末にここまでの結果が出せるか注目したいですね。レースに向けては昨日しっかりとレースペースの作り込みをしています。これは2019年にやっていた作業と同じで、金曜にレースに向けたペースづくりを行うという意味で、”昔のマルク”が戻ってきたように思います。ラップタイムを考えずにレースペースに集中するという走り方ですね。」
MotoGP2021 ドイツGP初日総合12位 マルク・マルケス「金曜はレースペースの作り込みをしていた」
「明日はFP3でQ2にダイレクトに進出することが最初の目標で、その後に良い形で予選を走行することが次の目標になります。このトラックはホンダにとってポジティブですよね。2019年は自分が優勝、カルが3位でしたから、自分のライディングスタイルだけに合っているわけではないと思うんです。バイク自体にもこのトラックが合っているんでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)