スプリントで理想的な展開を実現したアレックス・マルケス
アレックス・マルケスはスプリントレースで理想的な展開でレースを終えた。前日までのエアロパッケージ調整から一転して、予想以上の仕上がりで自らも驚く内容だったと振り返る。ポルトガルでの悔しさを経て、明日の決勝ではマルコやペドロといったライバルたちのロングペースに備え、さらなる集中を誓った。

スタートから流れるような走りに自信
「完璧なスプリントでした。プランAとしては序盤からプッシュするというものでした。アプリリアはソフトフロントでしたが、それもあって自分達は序盤から激しくプッシュして行く必要がありました。スタートから流れるようにライディング出来ました。ここまでのペースは週末に発揮出来ていなかったので自分でも驚きました。今日はスプリントに集中していきましたが、明日もしっかり集中していきます。」
「昨日はエアロパッケージに集中していましたが、そのせいでパフォーマンス自体に意識が向いていませんでした。今日は調整を行った結果素晴らしいライディングが出来ました。明日に関してはさらに前進ができると思っています。」
明日の決勝で意識するライバルたち
「ポルトガルでは良いレースができると思っていましたが、マルコにやられてしまいました。明日はマルコ、ペドロがロングでのレースでのペースがある状態です。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、フランコ・モルビデッリもユーズドでペースがありそうですから集中していきます。」
イエローフラッグ対応とペース管理
「今日は残り3周の状態でイエローフラッグが出ましたけど、そこでしっかりとギャップを広げることが出来ました。それでマージンが出来たので、少しペースをセーブしてフロントの危険な挙動を抑えることが出来ました。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。