バレンシアGP スプリントレース2位 ペドロ・アコスタ「ミスがなく、ソフトリアでなければ戦えたかもしれない」MotoGP2025

アコスタ、スタート直後の手応えとターン8のミスを分析

ペドロ・アコスタは、スタート直後の展開には手応えを感じながらも、ターン8でのミスが勝負を分けたと振り返った。何度かフロントを失いながらも攻めの姿勢を崩さず、リアにソフトを履いたKTMの難しさを実感。それでもミディアムなら優勝争いのチャンスはあったと確信しており、低速コーナーでのトラクション不足という課題を明確にしつつ、明日はさらに1周目から全開で挑む覚悟を語った。

スタートと1周目の感触、ターン8での痛恨のミス

「スタート、1周目は良かったですね。正直なところ優勝争いをするにはこういった走りをしないと駄目だと思っていました。フロントはハードでしたが、少しプッシュしすぎたことでフロントを何度か失っていました。ターン8のミスのせいでアレックスを逃したと感じていますが、それであったとしてもペース含めて悪くない走行でした。確実に前進していますから、作業を続けていきます。」

タイヤ選択とトラクション不足の課題、明日への決意

「ミスがなくて異なるリアタイヤだったら可能性は増えたと思います。ミディアムでも良いペースがありましたから、注目ですね。今日ですらソフトリアはKTMにはロングレースでは使えない状態でしたから、ミディアムなら行けると思います。低速コーナーからのトラクションが足りていません。ターン2、ターン6、最終コーナーからの立ち上がりのトラクションが足りません。明日は優勝争いがしたければ、1周目からさらにプッシュして行く必要があるでしょう。」