バレンシアGP序盤での接触を謝罪、ザルコの苦渋の判断
バレンシアGPでのレース序盤、バニャイアとの接触により彼のレースを終わらせてしまったことに深く謝罪の意を示したヨハン・ザルコ。クアルタラロを追う中での判断ミスと苦しいバイクコントロールが影響した形だ。ペナルティも覚悟していたというが、その後は冷静にレースを立て直し、無理をせず安定したペースで走行。結果的に12位でフィニッシュし、ホンダ勢最上位でシーズンを締めくくった。この結果にポジティブな手応えを感じながら、来季に向けた準備は整ったと語った。

ホンダ勢最上位で今季終了、来季へ準備万端
「ペッコには本当に申し訳ない気持ちです。クアルタラロをオーバーテイクしようとしていて、その際にビンダーとの接触を避けようとしていました。方向転換の時に動きを仕掛けたのですが、バイクを止めるのが非常に難しく、結果的にペッコのラインに入ってしまいました。接触の影響は大きく、その結果として彼のレースを終わらせてしまい、申し訳なく思っています。ペナルティは予想していました。」
「その後はほぼ最後方だったので、無理はせず、タイヤをオーバーヒートさせないようにしながら安定した走行を心がけました。ラップタイムもかなり良く、可能な限りポジションを上げようと努めました。最終的には12位でフィニッシュし、ホンダ勢トップでシーズンを終えることができたのはポジティブです。テストに向けて、そして来季に向けても準備はできています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。